定本・東洋医学通史 ≪漢方・針灸・導引医学の史的考察≫もくじ紹介 徳川中世時代~徳川季世時代
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日本道観出版局出版の
東洋医学と導引健康法の不滅の名著
『定本・東洋医学通史 ≪漢方・針灸・導引医学の史的考察≫』の
徳川中世時代~徳川季世時代までの、もくじを紹介いたします。
図版約100点収録、A5判上製本、美麗箱入り
■ 定本・東洋医学通史 ≪漢方・針灸・導引医学の史的考察≫もくじ紹介 徳川中世時代~徳川季世時代
◆≪徳川中世時代≫ 一七一六年(正徳六年)~一七八八年(天明八年)
- 香月牛山が『老人必用養草』五巻を著した
- 香川修庵が『一本堂薬選』四巻を著した
- 河合尚久が『無寃録述』二巻を著した。これをわが国における法医学書の始まりとする
- 吉益東洞が『万病一毒、衆薬皆毒物』説を唱える
- 鉄斎流導引(按摩)の開祖である鉄斎老婆が没した
- 山脇東洋が初めて刑死を解剖、『蔵志』の書物によってまとめられた
- 僧白隠の『夜船閑話(やせんかんな)』を刊行する
- 野呂元丈が没した。『和蘭陀本草和解』は西洋本草学の始めとする
- 多紀元孝が医学校躋寿館を神田佐久間町に建てる。これより後、日本各地にかおいて医学教育が盛んになる
- 賀川玄悦が『産論』四巻を著した
- 小川顕道が“病に死せずして医に死す”の『養生?』二巻を著した
- 杉田玄伯が『解体新書』四巻を著した
- 賀川玄迪が『産論翼』二巻を著した
◆≪徳川季世時代≫ 一七八九年(寛政元年)~一八六七年(慶応三年)
- 賀川有斎が 『産道口訣竝手術解』 を著した。
- 吉益南涯が“気血水論”を唱える
- 藤林良伯が『按摩手引』を著した
- 原南陽が『叢桂亭医事小言』七巻を著した
- 二宮彦可が『正骨篇』二巻を著した
- 各務(かがみ)文獻が『整骨新書』三巻を著した
- 平田篤胤が『志都乃石室(しづのいわや)』(一名『医道大意』)二巻を著した
- 和気惟享が『養性録』を著し、導引按?というのは『内経』にも中央の国より発生した良術であり、医たる者は心得るべきであると説いた
- 和田東廓の『蕉窓雑話』五巻が刊行された
- 華岡青洲が紀州藩の医官となる
- 太田晋斎が『按腹図解』を著した
- 平野元良が『病家須知』八巻を著した
◆〔附〕 “五十二病方”について
◆参考書目
◆編輯雑話/石原先生の追憶 気賀林一
◆定本刊行のことば 早島妙聴
■ 定本・東洋医学通史 ◆日本道観出版局◆