定本・東洋医学通史 ≪漢方・針灸・導引医学の史的考察≫もくじ紹介 鎌倉時代~室町時代
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日本道観出版局出版の
東洋医学と導引健康法の不滅の名著
『定本・東洋医学通史 ≪漢方・針灸・導引医学の史的考察≫』の
鎌倉時代~室町時代までの、もくじを紹介いたします。
図版約100点収録、A5判上製本、美麗箱入り
■ 定本・東洋医学通史 ≪漢方・針灸・導引医学の史的考察≫もくじ紹介 鎌倉時代~室町時代
◆≪鎌倉時代≫ 一二〇一年(建仁元年)~一三二六年(嘉暦元年)
- 張杲が『医説』一〇巻を著した
- 『搬運捷法』解説
- 僧栄西の『喫茶養生記』
- 和気氏の一族、長成は剃髪して寂信と号した。これより医師が剃髪する風習の始まりとなる
- 法印、法眼、法橋の位階は単に僧侶だけでなく、この時代から医師、仏工、連歌師、絵師にも授けられた。この制度は明治の初年まで継続した
- 惟宗時俊が『医家千字文』を著した
- 僧性全が『頓医抄』五〇巻を著した
◆≪室町時代≫ 一三三五年(建武二年)~一五六六年(永禄九年)
- 危亦林の『世医得効方』二〇巻刊行される
- 北畠親房『識原抄』を著す
- 朱震享が没した。著書『丹渓心法』『格致余論』などがある
- 汪汝懋が『山居四要』を編述、僧有隣が『福田方』を著した
- 明石(あかし)覚一が没した。朝廷より紫衣を賜わり、これより後、総検校は紫衣を着用したという
- 竹田昌慶は、明より医家の秘書および銅人形を持ち帰る
- 明の太祖、洪武一二年、寧獻王『活人心法』三巻を編述する
- 『八段錦(はちだんきん)導引法』解説
- 『蝦蟇(ガマ)行気法』解説
- 竹田昭慶が『延寿類要』を著した
- 一条兼良『尺素往来』を著す
- 僧三喜が明より方書を持ち帰る。わが国の李朱医学の開祖であり、その門に曲直瀬道三(まなせどうざん)がいる
- 吉田宗桂が『聖済総録』二〇二巻(宋の政和年間に申甫、王希逸らによる勅撰)を明の世宗より贈られる
- 『婆羅門(バラモン)導引十二法』解説
- 『擦湧泉穴説』解説
- 『擦腎由腧穴法』解説
- 曲直瀬道三、京都で朱李医学を唱える、世間はこれを称して医学中興の祖とする
- 豊後の国守大友宗麟は府内に救済院を建て、ポルトガル人ルイ・アルメイダを治療主任とした。これを西洋医術伝来の始まりとする
- 明の嘉靖三六年、徐春甫が『古今医統』百巻を著した
- 『導引約法十六勢』解説
- 吉田意休が明より帰国し、針術を普及した。これを吉田流針術の祖とする
■ 定本・東洋医学通史 ◆日本道観出版局◆