定本・東洋医学通史 ≪漢方・針灸・導引医学の史的考察≫もくじ紹介 上古時代~平安時代
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日本道観出版局出版の
東洋医学と導引健康法の不滅の名著
『定本・東洋医学通史 ≪漢方・針灸・導引医学の史的考察≫』の
上古時代~平安時代までの、もくじを紹介いたします。
図版約100点収録、A5判上製本、美麗箱入り
■ 定本・東洋医学通史 ≪漢方・針灸・導引医学の史的考察≫もくじ紹介 上古時代~平安時代
◆編者まえがき 早島天來(正雄)
◆石原保秀先生の思い出 矢数道明
◆≪上古時代≫ 紀元前六六〇年~二〇九年
◆≪奈良朝以前時代≫ 紀元前五六年~七〇一年(大宝元年)
- 西洋に守法学派、電気学派などが現われた
- 後漢の建安二二年、張機が漢方医の必読書『傷寒論』十巻を著した
- 後漢の建安二二年、張仲景『金匱(きんきょう)要略』六巻を著した
- 蜀の建興一二年、鄧処中が『華陀中蔵経』を校刊する
- 『華陀五禽の戯』解説
- 百済の王仁が『千字文』を朝廷に献上した
- 斉の永元二年、陶弘景が『肘後(ちゅうご)急卒方』を注釈し『肘後百一方』と名づけた
- 百済の僧観勒が来日し、暦書、天文、遁甲、方術の書を朝廷に献上した
- 隋の大業六年、巣元方らは勅命により、導引の聖典『諸病源候論』五〇巻を撰した。これより後の世の人で、本書より導引を採用しない者はいない
- 唐の永淳元年、『千金方』『千金翼方』の著者、孫思?(そんしばく)が没した。年齢は一〇〇歳以上といわれる
- 『天竺按摩法』解説
- 『調気の法』解説
- 『大宝律令』が完成、中務省に内薬司が置かれた。その時、按摩博士は一人で、按摩生の教授にあたる
◆≪奈良時代≫ 七一三年(和銅六年)~七七九年(宝亀十年)
- 巫術が禁じられた
- はじめて女医学博土を置く
- 唐の天宝一一年、王燾が『外臺秘要方』四〇巻を撰した
- 僧鑑真が来朝する
◆≪平安時代≫ 七八六年(延暦五年)~一一八四年(寿永二年)
- 羽栗翼、和気広世ら輩出
- 勅撰『大同類聚方』百巻が完成した
- 僧空海が寂す
- 法印、法眼、法橋の三位階の制度を創設する
- 勅撰により『金蘭方』五〇巻が完成した
- 平安時代の医書の数は一六〇余部、一三〇九巻になる<日本国見在書目録>
- 鍼博士丹波康頼『医心方(いしんぼう)』三〇巻を文献により撰する
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